医薬品

医薬品

新医薬品の承認申請における英語での資料提出(試行運用、2024年9月6日から)

新医薬品の承認申請について、英語での資料提出を試行的に可能とする旨を示した事務連絡「新医薬品の承認申請に際し承認申請書に添付すべき資料の提出について」が2024年9月6日に発出されました。(即日適用)事務連絡という簡便な形かつ1ページだけの...
医薬品

タルラタマブ(アムジェン)の治験時の問題:韓国施設での治験有害事象の未報告

アムジェン社のタルラタマブは、DeLLphi-301試験(第2相試験)の結果をメインに、進行・再発の進展型小細胞肺癌(SCLC)を適応として、2024年5月に米国で承認されました。米国での販売名はImdelltraです。二重特異性T細胞誘導...
医薬品

医療用医薬品の供給停止及び薬価削除について(2024年8月7日付け通知)

後発用医薬品の安定供給課題に端を発した「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」(関係者会議)での議論を受けて、2024年8月7日付けで「医療用医薬品の供給停止及び薬価削除について」という通知が発出されました。(通知はこちら)通知の内容...
医療機器

医療機器及び体外診断用医薬品の制度見直し:2025年薬機法改正に向けた議論

2024年4月18日の令和6年度第1回厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会から、次期薬機法改正の議論が開始されています(関連記事)。2024年7月25日に、令和6年度第5回会議が開催となりました。今回は、医療機器、体外診断用医薬品の制度関連...
医薬品

創薬エコシステムサミット(2024年7月30日)と中間とりまとめを踏まえた政策目標と工程表(創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議)

2024年7月30日に創薬エコシステムサミットなるものが開催されました。また、このタイミングで「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議」(創薬力構想会議)の中間とりまとめを踏まえた政策目標と工程表が発表となりました...
再生医療等製品

ハートシート(条件及び期限付承認再生医療等製品)の不承認

日本の再生医療等製品の規制における歴史的な事例となりましたので、備忘録的にメモを残しておきます。条件及び期限付承認再生医療等製品の第1号であったハートシート(2015年9月承認)について、2024年7月19日の薬事審議会 再生医療等製品・生...
医薬品

使用成績調査の通知及び事務連絡(2024年7月18日付け)

ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロスの解消や創薬力強化を目指して薬事規制関連の議論を進めるために、「創薬力の強化・安定供給の確保等のための薬事規制のあり方に関する検討会」が2023年5月~2024年3月に開催されてきました。2024年4月24日に...
医薬品

国内開発未着手の医薬品について、国が情報を整理

2024年7月6日開催の「第59回医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」にて厚労省から提示のあった新たな取組みになります。ドラッグ・ロスの解消を目的として導入されます。新たな仕組み概要図は以下になります。赤字部分が新たな仕組みです...
医薬品

小児用医薬品開発計画確認相談、希少疾病用医薬品優先審査品目該当性相談、医薬品申請データパッケージ相談の新設(2024年6月3日)

2024年6月3日、小児用医薬品開発計画確認相談、希少疾病用医薬品優先審査品目該当性相談、医薬品申請データパッケージ相談が新設された旨がPMDAのホームページに掲載されました。こちらは、2023年5月~2024年3月に開催された「創薬力の強...
医薬品

有用性系加算の定量的評価の評価項目(2024年度薬価基準改定より)

2024年度の薬価算定基準見直しを受けた新基準が2024年4月1日より適用されています。今回の改定のポイントはこちらでハイライトしました。運用レベルでの重要な変更点の1つに「有用性系加算の定量的評価の評価項目の見直し」があります。この評価項...